高血糖体質の人や、癌予防のためには、砂糖の取りすぎはよくないですよね。
普段の食生活では、十分に注意していないと知らない間に糖質過剰になってしまいます。
砂糖、みりんなどの使いすぎをやめてできるだけ体に優しいものを使っていけばいいと思います。
間違っても果糖ブドウ糖液糖なんかの入ったものは避けましょう。
天然の甘味料をつかおう
そもそも保存を効かせるためには砂糖が必要だったのです。
砂糖全てが悪いというわけではありません。
体に優しい糖だってあるのです。
てんさい糖
大根から抽出した糖です。腸内環境によいオリゴ糖が含まれています。
黒糖
黒糖は白砂糖と違って、ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
さとうきびの絞り汁を加熱して、水分を蒸発させ濃縮して冷やして固めたものです。
ショ糖は脳に素早く届き消化酵素によって素早く果糖とブドウ糖に分解され疲労回復にはとても良いです。
ミネラルが入っている分、雑味が増しますが、上手に取り入れることができれば、貴重な栄養源となりそうですね。
アガベシロップ
アガベとはメキシコにある植物で300種類以上あるそうです。テキーラの原料としてつかわれたり、繊維をつかったりするそうです。
なかでもブルーアガベという品種が最高品質だそうですよ。
私もコストコで見つけたものを使っています。
はちみつよりクセがなく、さらさらしているため料理にも使いやすいです。
砂糖よりも甘味があるので少量でも満足感を得やすいです。
GI値は17しかないので急激な血糖上昇をしないので、体に負担がかかりにくいです。
そして水溶性食物繊維であるイヌリンが含まれているので腸内環境にもいいといえます。
しかし、フルクトースという成分が血液中で分解されずに直接、肝臓に入ることで負担がかかるので使う時には注意が必要です。
冷たい飲み物にも溶かすことができますので、ケーキなどの甘味に使えるだけでなく、冷たいドリンクへの砂糖がわりに使うこともできるのです。
ココナッツシュガー
血糖値をあげない甘味料も活用したい
血糖値をあげない甘味量もあります。
ラカント・エリスリトール
この二つは自然由来の甘味で血糖値をあげません。
どう違うかと言うと、羅漢果が入っているかいないかの違いです。
羅漢果エキスが入っているものをラカントといいます。
エリスリトールの成分は100%エリスリトールになっています。
エリスリトールは発酵食品や果物から抽出した天然の糖アルコールなのです。
ただ冷めた時に結晶化するので、ジャリジャリとした歯応えを感じることがあります。
避けるべきは人工甘味料
アスパルテーム、アステルファムK、スクラロースなどの人工甘味料があります。
これらは、血糖値をあげません。
が、代わりに体には悪影響を及ぼす危険がありますので、普段から摂るのには向いていないです。
私も、たまに摂取してしまうこともあります。
アスパルテーム
砂糖の180〜220倍の甘味があります。
アスパラギン酸と、L-フェニルアラニンの2種類から合成された甘味料です。
加水分解されることでメチルアルコールという劇物が生成され、がん、脳腫瘍、白血病などの原因となります。
アセスルファムK
砂糖の200倍の甘味をもちます。
全く自然界には存在しない合成甘味料です。
動物実験では肝機能に障害を与えたり、免疫力を低下させたり、胎児への影響も大きいそうですので妊婦は要注意。
スクラロース
砂糖の600倍の甘味があります。
殺菌につかう猛毒成分も含んでいます。
体内で分解されず、肝臓や腎臓にダメージを与えます。
これらは子供達の知的障害をもたらす原因にもなっています。
ネオテーム
アスパルテームを化学変化させたもの
まとめ
なるべく甘味に慣れてしまわないようにと心がけていますが、スポーツをしていたりするとエネルギーが欲しくなったりしますよね。
普段の食事で糖を取りすぎていなければ、少量なら問題ないと思います。
そして、せっかく糖を摂るなら質の良いものを取り入れていきたいですよね。
他にも私はMCTオイルなんかを甘味として加えることもあります。
加熱はNGですけどね。
ほんのりココナッツの香りがするのを楽しめて、結構良いですよ。
知っているだけで、甘味の選び方が変わってくると思います。
良質な甘味を上手に取り入れていきたいですね。