ドイツのソウルフードでもあるザワークラウト
ザワークラウトとは、キャベツを千切りにして、塩や香辛料とともに発酵させたものです。
ドイツでは、このザワークラウトが漬物のように使われ、ソーセージのお供になってでてきます。
実はキャベツについては、前に記事を書いています。
発酵食品で腸内環境を整える
発酵過程で、乳酸菌が増え、なんとその数は200種類にもなるそうです。
これを植物性乳酸菌といいますが、胃酸に負けずに腸まで届いて、腸内環境を整えます。
悪玉菌の増殖を抑え免疫力UPに働きます。
またアレルギーの発症を抑えます。
豊富なビタミンCやビタミンUでストレス対策・アンチエイジング
そして特にビタミンCなキャベツですが、発酵の過程で、さらにビタミンCが新たに生成されるようになるのです。
ビタミンCはストレスに対抗する副腎皮質ホルモンの合成を促す作用があるので、ストレス対策にもよいですね。
また強い抗酸化作用もあるので、アンチエイジングや美容にもいいですね。
そしてビタミンUがさらに強化されている。
がん予防になる
グルコノレートという物質が含まれていて、消化されるときにがん細胞を抑えるイソチオシアネートという成分に変化します。
実は簡単にできるザワークラウト
市販のザワークラウトは、酢漬けになっているものも多く、しかも割高。
ならば簡単に作れるので、自宅で作っちゃいましょ。
つくってみる
材料と作り方
材料はキャベツ、塩、お好きな香辛料(唐辛子、キャラウェイ、ローリエなど)
キャベツの重さを量ります。
それに対して2%の塩を計算して投入します。
そして、モミモミしていきます。
5分くらいモミモミしていると、しんなりして、じわーっと水が出てきます。
煮沸消毒したビンにつめます。
しっかり出てきた水もすべて瓶の中に入れちゃいます。
空気に触れているとそこから腐敗していく原因になるようなので、
上からラップをかぶせます。
ラップは、ポリエチレンのものを・・・
こんな風になりました。
直射日光が当たらない、15~20度の室温に3日程放置します。
1週間程放置も・・・
発酵されたキャベツは、冷蔵庫で1か月ほど持つそうですよ。
発酵が進むと酸っぱさが増します。
瓶でなくてもジップロックでも代用できます。
3日後にあけて食べるのが楽しみです♪
4日経ったものです。
キャベツの緑が濃くなっていますね。
成功するコツ
・水分が白く濁って泡が発生している
・キャベツの色が黄色からうっすら茶色の色に変化している
・漬物のような酸っぱいにおいがする。
夏のように発酵が進みやすい場合は、塩を2%より多く、
冬のように発酵が進みにくい場合は、2%より少なめにするとよいです。